20世紀西洋人名事典 「マーリオシローニ」の解説
マーリオ シローニ
Mario Sironi
1885.5.12 - 1961
イタリアの画家。
サルデーニャ島のテンピオ・パウサニア生まれ。
ローマ大学で工学を学び、ローマ美術学校で絵画を学ぶ。ボッチョーニなどとの交友から未来派に参加。形而上絵画を経て古典様式に戻った。1922年にグループ「ノヴェチェント」の設立メンバーとなる。1920年代に始まる都市風景のシリーズが有名で、暗い色調と太い輪郭が特徴となっている。代表作に「郊外風景」(’24年)などがあり、フレスコや壁画の作品も多くある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報