ミゲール・デウナムーノ・イ・フーゴ(その他表記)Miguel de Unamuno y Jugo

20世紀西洋人名事典 の解説

ミゲール・デ ウナムーノ・イ・フーゴ
Miguel de Unamuno y Jugo


1864.9.29 - 1936.12.31
スペイン作家,思想家。
元・サラマンカ大学教授。
バスク地方ビルバオ生まれ。
バスク系の家庭に生まれ、大学卒業後故郷で教師となり、1891年サラマンカ大学のギリシャ語教授となる。宗教的危機の体験、米西戦争敗北を機に反近代、反理性主義的傾向を強め、主著ドン・キホーテとサンチョの生涯」(1905年)にキルケゴール的、実存主義的思想を表現。’24年独裁者プリモ・デ・リベラにより国外追放、フランスに6年間亡命した後再びサラマンカに戻る。他に「戦争の中の平和」(1897年)で、「幼少年期の思い出」(1908年)、「生の悲劇的感情」(’13年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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