…伊豆諸島に分布するシマテンナンショウA.negishii Makinoもウラシマソウに類縁的には近いもので,球茎は蒸し煮して突き砕きだんごにして食べる。 ほかに日本にはムサシアブミA.ringens (Thunb.) Schott(イラスト),ミツバテンナンショウA.ternatipartitum Makino(イラスト)など3小葉からなる原始的な群と考えられるものや,冷温帯のブナ林を主たる生活領域とする5小葉の通常2枚葉をつけるユモトマムシグサA.nikoense Nakai群,日本海側多雪地帯から大陸部にかけて分布する1枚葉のヒロハテンナンショウA.robustum (Engl.) Nakai(イラスト)をはじめ,葉が1枚になった特殊なツクシマムシグサA.maximowiczii (Engl.) Nakai,オモゴウテンナンショウA.iyoanum Makino,セッピコテンナンショウA.seppikoense Kitamuraなど地方的な固有種など,多くの種が分化している。テンナンショウ属は東アフリカ,東アジアからマレーシア,それに北アメリカ東岸域に150種以上が知られており,ヒマラヤ東部から中国南部にかけての山地域で最も多様な分化をしている。…
※「ミツバテンナンショウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新