ミハイルサドベヤヌ(その他表記)Mihail Sadoveaanu

20世紀西洋人名事典 「ミハイルサドベヤヌ」の解説

ミハイル サドベヤヌ
Mihail Sadoveaanu


1880.11.5 - 1961.10.19
ルーマニア小説家
パスカニ(モルドバ地方)生まれ。
中学時代から同人誌を編集し作品を発表する。1904年「声なき悲しみ」などの3冊の短編小説集と歴史小説「鷲」を発表。彼の作品には、機械文明に抵抗し、自然との交流の中で人間性を守り続けていこうとする人々や資本主義化の影響で破滅していく知識人たちをモチーフとしている。その他の代表作品に「流亡の時代」(’07年)、「水の王国」(’26年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android