現代外国人名録2016 「ミロジュカノヴィッチ」の解説
ミロ ジュカノヴィッチ
Milo Djukanović
- 職業・肩書
- 政治家 モンテネグロ首相,モンテネグロ民主社会党党首 元モンテネグロ共和国大統領
- 国籍
- モンテネグロ
- 生年月日
- 1962年2月15日
- 出生地
- ユーゴスラビア・モンテネグロ共和国ニクシッチ(モンテネグロ)
- 学歴
- ティトーグラード大学(現・ポドゴリツァ大学)経済学部〔1986年〕卒
- 経歴
- 西部ニクシッチの名家の出身。学生時代から旧共産主義者同盟の下部組織・青年同盟幹部として活躍。ユーゴスラビアが分裂崩壊した1991年、欧州最年少の29歳でユーゴスラビア連邦モンテネグロ共和国首相に就任。以後、2期首相を務め、急速な企業の民営化とユーゴスラビア連邦セルビア共和国の民主化運動支持を主張、ミロシェヴィッチ連邦大統領と対立した。’97年10月モンテネグロ共和国大統領選決戦投票で現職のブラトヴィッチを破り、’98年1月大統領に就任。2002年いっぱいの任期を待たずして辞任し、2003年1月再び首相に就任。同年2月ユーゴスラビア連邦が消滅し、連合国家のセルビア・モンテネグロが発足。2006年6月のモンテネグロ独立を主導し、9月の議会選では民主社会党率いる与党連合が勝利するが、11月シュトラノヴィッチ法相に首相の座を禅譲した。2008年2月シュトラノヴィッチ首相の辞任を受け、再び首相に就任。2010年12月辞任。民主社会党党首は留任。2012年12月首相に就任。英語とロシア語が堪能。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報