ミンスミート(その他表記)mince meat

デジタル大辞泉 「ミンスミート」の意味・読み・例文・類語

ミンス‐ミート(mince meat)

《細かく切り刻んだもの、ひき肉の意》ドライフルーツスエット脂肪)・砂糖香辛料などを加え、ラム酒ブランデーに漬け込んで熟成させた食品ミンスパイフルーツケーキ具材にする。かつては牛のひき肉も用いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「ミンスミート」の解説

ミンスミート【mincemeat】

干しぶどう・レモンピール・オレンジピールなどのドライフルーツ、りんごナッツケンネ脂などを細かく刻み、オレンジ・レモンの果汁果皮、香辛料、砂糖、ブランデーまたはラム酒などを加え(このあと煮詰める作り方もある)、数日から数ヵ月熟成させたもの。ミンスパイの詰め物にするほか、フルーツケーキなどにも用いる。◇かつては牛などのひき肉にドライフルーツや香辛料を加えて作る保存食だったが、時代とともに牛肉を使わなくなった。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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