ミーアキャット

デジタル大辞泉

ミーアキャット（meercat）

マングース科の小形の哺乳類スリカタの別名。アフリカに分布。頭胴長約29センチ。小群で生活する。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

ミーアキャット

1. 〘 名詞 〙 ( [英語] meerkat ) ジャコウネコ科の小形の哺乳類。頭胴長二五～三五センチメートル、尾長一九～二四センチメートル。雑食性で小群をなし、巣穴の入口付近に集って後ろ足で立ち上がり敵を警戒する。南アフリカなどに分布。スリカタ。

出典　精選版 日本国語大辞典

小学館の図鑑NEO[新版]動物

ミーアキャット
学名：Suricata suricatta

種名 / ミーアキャット
別名 / スリカータ
科名 / マングース科
解説 / 群れをつくって生活します。立ち上がって周りを見回す行動は、敵の発見に役立ちます。
体長 / 25～35cm／尾長18～25cm
体重 / 600～1000g
食物 / 昆虫、小動物、鳥の卵
分布 / アフリカ南部

出典　小学館の図鑑NEO[新版]動物

改訂新版　世界大百科事典

ミーアキャット
meerkat

→スリカタ

出典　株式会社平凡社「改訂新版　世界大百科事典」

日本大百科全書(ニッポニカ)

ミーアキャット
みーあきゃっと

→スリカータ

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ミーアキャット

「スリカータ」のページをご覧ください。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

世界大百科事典（旧版）内のミーアキャットの言及

【スリカタ】より

…しばしば後肢で立ち上がりプレリードッグに似た姿勢をとるジャコウネコ科の食肉類。ミーアカット，ミーアキャットともいう。アンゴラ南西部，ナミビア，ボツワナ，南アフリカの乾燥地帯に分布。…

【マングース】より

…多くのものは単独で生活し，繁殖期のみつがいを形成するが，最小種のコビトマングースHelogale parvula(東･南アフリカ)のように2～5頭の群れで日中活動をするものや，10～24頭の群れをつくるクシマンセCrossarchus obscurus(英名cusimanse。アフリカのギニア北岸)，数十頭で地中の穴を巣とするキイロマングースCynictis penicillata(アフリカ南部)やスリカタ(ミーアキャット，ミーアカット)Suricata suricatta(アフリカ南部)などがある。　大部分の種類は地上生だが，巧みに木に登るものもあり，シマオマングース(ワオマングース)Galidia elegans(マダガスカル)はふつうに木に登る。…

※「ミーアキャット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」