ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「むかわ町」の意味・わかりやすい解説 むかわ〔町〕むかわ 北海道南部,夕張山地の南西部,鵡川流域を占める町。太平洋に面する。 2006年鵡川町と穂別町が合体して成立。地名はアイヌ語のムカッペツ (川尻が絶えず移動するところの意) またはムツクアツ (ツルニンジンの多いところの意) に由来。鵡川中・下流域の水田地帯では良質米を産し,メロン,野菜,花卉の栽培も盛ん。肉牛飼育など畜産も行なわれる。競走馬の生産牧場があるほか,林業も行なわれる。鵡川に遡上するシシャモは特産。太平洋沿岸ではホッキガイ,カレイ,ホタテ漁などが営まれる。鵡川地区に伝わるアイヌ古式舞踊は国の重要無形民俗文化財に指定されている。沿岸沿いに JR日高本線,国道 235号線が通り,北部に国道 274号線が通る。面積 711.36km2。人口 7651(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「むかわ町」の解説 むかわ町むかわちよう 2006年3月27日:勇払郡鵡川町・穂別町が合併⇒【鵡川町】北海道:胆振支庁⇒【穂別町】北海道:胆振支庁 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by