ムハマド・T.バハール(その他表記)Muhammad Taqī Bahār

20世紀西洋人名事典 「ムハマド・T.バハール」の解説

ムハマド・T. バハール
Muhammad Taqī Bahār


1886 - 1951.4.22
イラン詩人,政治家。
元・イラン文部大臣
メシェッド生まれ。
桂冠詩人の子として生まれ、7歳から詩作を始めた。18歳の時ニカージャール朝から桂冠詩人の称号を受けたが、1905〜09年までホラーサーンの立憲運動に参加し、宮廷との関係を絶った。’09年「新しい春」誌を刊行。’13年第三議会の代議士に選出されテヘランに移住した。代議士、文部大臣も務めるなど政治的にも目覚ましく活動したが、晩年は詩人、学者としての生涯を過ごした。主な作品に「バハール詩集」(2巻)、「ペルシア語文体論」「シースターン史」等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android