ムルサの戦い(読み)ムルサのたたかい(その他表記)Battle of Mursa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムルサの戦い」の意味・わかりやすい解説

ムルサの戦い
ムルサのたたかい
Battle of Mursa

351年9月 28日,ローマ皇帝コンスタンチウス2世と帝位僭称者マグネンチウス戦い。ムルサはパンノニア都市激戦の末背後を突いた皇帝軍の騎兵隊がマグネンチウス軍を殲滅した。皇帝軍は3万,マグネンチウス軍は2万 4000の損害を出したといわれる。この戦いはローマ正規軍に大打撃であったが,また重騎兵による歩兵軍団に対する最初勝利でもあった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む