めかり(読み)メカリ

大辞林 第三版の解説

めかり

状況を的確に見定めること。機転。 「物もらひでも-をきかしや/浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡
さしつかえ。 「何も-はござりませぬが/歌舞伎・処女翫浮名横櫛」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

め‐かり

〘名〙 (一説に「めりかり(減上)」の変化した語という)
① 場面、状況を見定める才知。機転。目はし。臨機応変。
※浮世草子・傾城禁短気(1711)五「是にも目かりがあって、かのそしる噂を聞ても、耳塞いで聞かぬ顔して」
② さしつかえ。きがね。
※歌舞伎・処女翫浮名横櫛(切られお富)(1864)中幕「何もめかりはござりませぬが」
③ 目を一方に向けること。目をちらりと動かすこと。目くばせ。ながし目。〔観智院本名義抄(1241)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

タピオカドリンク

中国茶や紅茶などに球状のタピオカを入れた台湾発祥の飲料。「タピオカティー」とも呼ばれ、米国やアジア諸国で人気を集めている。日本では1990年代に台湾のチェーン店が進出して以来、若い女性を中心に幾度もブ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android