メソ気象学(読み)メソきしょうがく(英語表記)meso-meteorology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メソ気象学」の意味・わかりやすい解説

メソ気象学
メソきしょうがく
meso-meteorology

数kmから 2000km四方の範囲内で起こる現象対象とする気象学雷雨集中豪雨,竜巻などが対象に含まれ,局地的な気象予報には欠かせない。これに対し数千kmの広がりをもつ範囲内の高・低気圧台風などを対象とするものを総観気象学,数mから数百mの小規模な風の乱れや温度分布などを対象とするものを微気象学という。なお,メソという規模は,中間規模(200~2000km)と,中規模(2~200km)に分けられる。

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