メチルリチウム(その他表記)methyllithium

改訂新版 世界大百科事典 「メチルリチウム」の意味・わかりやすい解説

メチルリチウム
methyllithium

化学式CH3Liで表される有機金属化合物ブロモメタンまたはヨードメタンエーテル中で金属リチウムを作用させて得られる。無色の結晶性粉末。空気中では瞬時に発火し,燃焼する。エーテル類によく溶けるが,ベンゼンヘキサンなどにはあまり溶けない。メチルグリニャール試薬よりも塩基性が高く反応性に富む。有機合成上重要な化合物である。
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関連語 友田

化学辞典 第2版 「メチルリチウム」の解説

メチルリチウム
メチルリチウム
methyllithium

CH3Li(21.98).エーテル中で,ヨウ化メチルと金属リチウムとを反応させると得られる.無色の結晶性粉末.エーテルに可溶,ベンゼン,シクロヘキサンに難溶.空気中で自然発火する.付加反応性がいちじるしく,また,ハロゲン水素とリチウムとの交換反応性がいちじるしいなど,グリニャール試薬類似の化学的性質をもつが,その反応性はきわめて高く,有機合成化学上,重要な化合物である.[CAS 917-54-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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