めんざい(読み)メンザイ

デジタル大辞泉 「めんざい」の意味・読み・例文・類語

めんざい

玄米を精白する際にできる粉米こごめ胚芽はいがなど。ビタミンB群レシチンなどを多く含み、飼料や滋養剤の原料にする。

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精選版 日本国語大辞典 「めんざい」の意味・読み・例文・類語

めんざい

  1. 〘 名詞 〙
  2. 玄米を精白する際に糠(ぬか)とともに脱落する粉米(こごめ)胚芽(はいが)を集めたもの。蛋白質脂肪フィチン、レシチン、ビタミンB類などを含み、飼料・滋養剤の原料などにする。
  3. 玄米を精白する際にできる砕けた米の全部。粉米。くだけごめ。くだけまい。
    1. [初出の実例]「めんざい 田舎に舂米の内に粉米になりたるをいへり、米砕なるへし」(出典:和訓栞(1777‐1862))

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世界大百科事典(旧版)内のめんざいの言及

【コムギ(小麦)】より

…製粉の際に除かれた皮部と胚がコムギふすまで,飼料にされる。胚はメンザイとも呼ばれ,ビタミンB1に富み,自然栄養食品とされる。デンプンは食用のほかのりとしての需要も多い。…

※「めんざい」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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