氷原(読み)ヒョウゲン

デジタル大辞泉 「氷原」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐げん【氷原】

氷で覆われた広大な地域 冬》船客四顧の―街見えず/誓子
[類語]雪原凍原ツンドラ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「氷原」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐げん【氷原】

  1. 〘 名詞 〙 広い範囲が厚い氷の層によって覆(おお)われた地域。氷田氷野。また、雪原。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「すかし見れば月の光は水の如く、小山なす波上に落ち来りて茫たる氷原の如し」(出典:愛弟通信(1894‐95)〈国木田独歩〉海軍従軍記)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「氷原」の意味・わかりやすい解説

氷原
ひょうげん
ice field

氷田ともいう。広大な面積を連続して占める氷または万年雪をいう。南極大陸グリーンランド北極海南極海にみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android