現代外国人名録2016 「モニカセレシュ」の解説
モニカ セレシュ
Monica Seles
- 職業・肩書
- 元テニス選手 シドニー五輪テニス女子シングルス銅メダリスト
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1973年12月2日
- 出生地
- ユーゴスラビア・セルビア共和国ノビサド
- 学歴
- ブラデントン高
- 経歴
- テニスのため一家をあげて米国に移住。ボロテリーキャンプでトレーニングを積み、1989年15歳の時プロに転向。父親のカロリがコーチを務め、本来左打ちだが、フォア、バックとも両手打ちが武器。同年ヒューストン優勝、’90年16歳6ケ月の当時史上最年少で全仏オープン優勝。’91年には当時史上最年少となる17歳3ケ月でWTA世界ランキング1位となった。米経済誌「フォーブス」の世界スポーツ界所得番付では12位、テニス界ではATP1位に輝く。’92年の全仏オープンで55年ぶりとなる3連覇を達成し、同年も賞金ランキング、WTAランキング1位となり、男女を通じて年間賞金獲得記録を樹立。’93年1月全豪オープン3連覇。同年4月ハンブルクで行われたドイツオープンの準々決勝で、観客の男に肩を刺され負傷する事件に遭い、2年以上にわたってツアーから遠ざかる。’95年8月復帰戦のカナダオープンで優勝。’96年1月には全豪オープンで4度目の優勝。同年アトランタ五輪に米国代表として出場し、5位。’98年8月デュモリエオープン4連覇。同年9月東京でのプリンセス・カップで優勝。2000年シドニー五輪シングルスで銅メダル獲得。2001年10月AIGジャパンオープンで優勝し現役最多の通算50勝目を挙げる。4大大会では全仏オープン3回(1991年,’92年,’93年)、全米オープン2回(’91年,’92年)、全豪オープン4回(’91年,’92年,’93年,’96年)優勝という快挙を成し遂げた。シングルス通算53勝。2003年の全仏を最後に左足の故障で長期欠場していたが、2008年2月現役を引退。1994年3月米国市民権を取得した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報