ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モレット・ダ・ブレシア」の意味・わかりやすい解説
モレット・ダ・ブレシア
Moretto da Brescia
[没]1554.12.22. ブレシア
イタリアの画家。本名 Alessandro Bonvicino。主としてブレシアで活動。 1529年ベルガモ,40~41年ミラノ,ベロナ滞在。 V.フォッパ,ラファエロ,ティツィアーノなどの画風を吸収。冷たい銀色の色調 (ブレシア派) で宗教画も描いたが特に肖像画にすぐれる。 G.モローニの師。作品『聖ジュスティーナ』 (ウィーン美術史美術館) ,『男の肖像』 (1526,ロンドン,ナショナル・ギャラリー) 。
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