モータラ(その他表記)Motala

デジタル大辞泉 「モータラ」の意味・読み・例文・類語

モータラ(Motala)

《「ムータラ」とも》スウェーデン南部の都市ベッテルン湖東岸に位置し、イェータ運河よってバルト海に通じる。機械工業をはじめとする重工業中心地。13世紀創建のモータラ教会、スウェーデン放送博物館などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「モータラ」の意味・わかりやすい解説

モータラ
もーたら
Motala

スウェーデン南部、イョータランド地方の工業都市。人口4万2168(2001)。ベッテルン湖の東岸に位置し、イョータ運河によってバルト海に通ずる。機械、電気製品の工業がある。中世以来、ティングTingとよばれる議会の開催地として知られたが、発展をみたのは19世紀後半、イョータ運河開通と、鉄道敷設後のことである。1833年にスウェーデン最初の蒸気船が建設された地。運河の岸に機械工業発展の父、フォン・プラーテンvon Platen(1766―1829)の墓がある。

[中島香子]

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世界大百科事典(旧版)内のモータラの言及

【ベッテル[湖]】より

…約1万年前に氷河前縁にできた湖である。イェータ運河で西はベーネル湖からイェーテボリへ,東はモータラ川Motalaälvaを経てバルト海に通じる。周囲は農地と森林で,南にスモーランドSmåland山地がある。…

※「モータラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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