20世紀西洋人名事典 「モーリスエバンス」の解説
モーリス エバンス
Maurice Evans
1901.6.3 -
米国の俳優。
ドーチェスター生まれ。
ボーイシンガーを経て、1920年よりプロとして舞台デビュー。翌年ロンドンに進出。’29年「旅路の果て」で注目をあびる。’35年渡米し、ブロードウェイで「ロミオとジュリエット」「マクベス」「ハムレット」など一連のシェイクスピア劇に主演する。’41年アメリカの市民権を得る。第二次大戦中は大佐に任官され、陸軍娯楽セクションの責任者をつとめる。’45年ブロードウェイにカムバック。舞台に主演し、プロデュースもする。’54年「八月十五夜の茶屋」でトニー賞を受賞。’30年「White Cargo」で映画デビュー。代表作にサリバン役の「ギルバートサリバン」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報