ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤグラタケ」の意味・わかりやすい解説
ヤグラタケ(櫓茸)
ヤグラタケ
Asterophora lycoperdoides
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
担子菌類、マツタケ目キシメジ科に属する小形のキノコ。他のキノコに寄生するという特異な生活をする。宿主はクロハツをはじめとするベニタケ属のキノコである。傘は径2~3センチメートル、初め白いが熟すると中央部から粘土色の粉の塊に変わる。これは、肉の菌糸が細かくちぎれて無性的な厚膜胞子に変わるためである。厚膜胞子は星形の突起を備え、径16~20マイクロメートル。有性の担子胞子はひだの表面につくられるが、無色で、約4マイクロメートル×3マイクロメートルの楕円(だえん)形。北半球温帯以北、日本各地に広く分布する。
[今関六也]
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新