ヤハズヒゴタイ(読み)やはずひごたい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヤハズヒゴタイ」の意味・わかりやすい解説

ヤハズヒゴタイ
やはずひごたい
[学] Saussurea triptera Maxim.

キク科(APG分類:キク科)の多年草。茎は高さ30~55センチメートル、葉の基部から沿下した翼がある。根出葉や下部の葉には長柄があり、卵形または長卵形で、しばしば中裂する。8~9月、茎頂に小形の散房花序をつける。名は、葉の形を矢筈(やはず)に見立てたもの。標高2000メートルの亜高山帯草原や林縁に生え、富士山周辺に分布する。本種に似ており、草丈がより低い変種をタカネヒゴタイ(シラネヒゴタイ)といい、南アルプスの高山帯の裸地に分布する。

[小山博滋 2022年5月20日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む