現代外国人名録2016 「ヤンガルバレク」の解説
ヤン ガルバレク
Jan Garbarek
- 職業・肩書
- ジャズ・サックス奏者
- 国籍
- ノルウェー
- 生年月日
- 1947年3月4日
- 出生地
- オスロ
- 学歴
- オスロ大学中退
- 経歴
- ジョン・コルトレーンに触発され、14歳の時から独学でサックスを始める。翌年ノルウェーのアマチュア・コンテストで優勝。1965年自己のバンドを結成し、’66年初レコーディング。’69年には北欧におけるフリージャズの金字塔「エソテリック・サークル」を発表した。また同年から’71年までジョージ・ラッセルやドン・チェリーらと共演を重ね、彼らの音楽理論を吸収。’68年モントレー・ジャズフェスティバルで最優秀ジャズマンに選出された。’70年政府の使節として米国への演奏旅行を行う。同年からドイツの新興ジャズ・レーベルECMでレコーディングを行うようになり、以後30年以上にわたり同レーベルの重鎮として活躍。自己のグループの他にもキース・ジャレットのグループにも参加し、ジョージ・ラッセル、ゲイリー・ピーコック、エグベルト・ジスモンチ、チャーリー・ヘイデンらとも共演している。またクラシックへのアプローチも行い、’94年古楽合唱団のビリヤード・アンサンブルとともに「オフィチウム」を発表した。この間、’79年ビロンギング・カルテットの一員として初来日。他の作品に「Afric Pepperbird」「Sart」「I Took Up The Runes」「In Praise of Dreams」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報