ユニムイ(読み)ゆにむい

日本歴史地名大系 「ユニムイ」の解説

ユニムイ
ゆにむい

[現在地名]平良市池間

池間小中学校と池の間にある湿地帯。かつて島の北側奥深く入り込んでいた入江の東側にあたり、入江中央部東岸の小さな岬以南には樹木や草などが繁茂し、畑地や学校の運動場としても利用された。一九六〇年代に池間いけま漁港が整備された際、漁港内の浚渫による土砂で入江をふさぐように埋立てられた結果、入江が淡水化し、ユニムイを含む入江の周囲の湿地化が急速に進んだ。ユニムイを除く入江部分はイーヌブーという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android