ユーゴ・マリード・フリース(その他表記)Hugo Marie De Vries

20世紀西洋人名事典 の解説

ユーゴ・マリー ド・フリース
Hugo Marie De Vries


1848.2.16 - 1935.5.21
オランダの植物学者,遺伝学者。
元・アムステルダム大学教授。
ハーレム生まれ。
ホフマイスターなどに師事し、植物生理学や遺伝学の研究に従事。1877年ハレ大学で植物生理学の私講師となり、1878〜1918年までアムステルダム大教授を務める。1889年ダーウィンのパンゲン説を発展させる事で細胞内パンゲン説を説く。’00年メンデルの法則の重要性を再発見。翌年オオマツヨイグサの交雑実験もとに突然変異説を提言した。「原形質分離」などの用語も作り上げた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android