ユーリーバシュメット(英語表記)Yurii Bashmet

現代外国人名録2016 「ユーリーバシュメット」の解説

ユーリー バシュメット
Yurii Bashmet

職業・肩書
指揮者,ビオラ奏者 国立新ロシア交響楽団芸術監督・首席指揮者,モスクワ・ソロイスツ主宰

国籍
ロシア

生年月日
1953年1月24日

出生地
ソ連ロシア共和国ロストフ州ロストフ・ナ・ドヌー(ロシア)

本名
Bashmet,Yurii Abramovich

学歴
モスクワ音楽院卒,モスクワ音楽院大学院〔1978年〕修了

受賞
国際クラシック音楽アワード器楽演奏家賞(第2回,1993年度),ロシア人民芸術家〔1986年〕,ロシア国家賞〔1993年〕,ミュンヘン国際音楽コンクールビオラ部門第1位〔1976年〕

経歴
8歳でバイオリンを始め、14歳でビオラに転向。モスクワ音楽院でボリシェフスキーとドルジーニン師事。同音楽院史上初のビオラソロリサイタルを実現する。1976年ミュンヘン国際コンクールで優勝し、世界的に注目を浴びる。以後ベルリンフィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ボストン響、シカゴ響、モントリオール響、ロサンゼルス・フィル、フィルハーモニア管(ロンドン)、ロンドン・フィルなどを始めとする世界の一流オーケストラと共演を重ねる。’92年にはモスクワ・ソロイスツを結成し、自身の指揮で世界中で公演を行う。’94年ユーリー・バシュメット国際財団を創設。2002年12月国立新ロシア交響楽団の芸術監督兼首席指揮者に就任。2010年5月同オーケストラを率いて初来日ツアーを行う。2013年6月モスクワ・ソロイスツを率いて来日公演。地味な楽器から信じがたいほどの輝かしい音色と豊かな表現引き出し、そのイメージを塗り替え“ビオラのパガニーニ”ともいわれる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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