現代外国人名録2016 「ヨアヒムレーヴ」の解説
ヨアヒム レーヴ
Joachim Löw
- 職業・肩書
- サッカー指導者 サッカー・ドイツ代表監督
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1960年2月3日
- 経歴
- 35歳で現役を引退し、1996年シュトゥットガルト監督に就任。1年目でリーグ4位、ドイツ杯優勝に導くが、’98年会長に“監督にはビッグネームが欲しい”との理由で解任される。その後、フェネルバフチェ(トルコ)、カールスルーエなどの監督を経て、2004年クリンスマン・ドイツ代表監督の下でコーチに就任。クリンスマン監督の懐刀として、戦術面や練習メニューを実質的に取り仕切り、それまで低迷していたドイツ代表を2006年自国開催のW杯で3位に導いた影の立役者として知られる。大会後、クリンスマンの辞任に伴い監督に昇格。2010年W杯南アフリカ大会ではドイツを2大会連続の3位に導く。2014年W杯ブラジル大会は決勝でアルゼンチンを下し、ドイツを4度目の世界一に導いた。戦術面に明るい知性派の指導者として知られるが、熱血漢としての顔も持つ。端正な顔立ちに180センチを超える長身、ファッションセンスの良さでもファンが多く、2008年の欧州選手権で着ていたボタンダウンシャツは、愛称の“ヨギ”にちなんで“ヨギシャツ”として話題になる。またW杯南アフリカ大会では、ボタンを外したラフなジャケットの下に青いVネックセーターを着用し、“幸福の青いセーター”“奇跡のセーター”として注目を集めた。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報