デジタル大辞泉 「懐刀」の意味・読み・例文・類語 ふところ‐がたな【懐刀】 1 懐中に所持する護身用の小さい刀。懐剣かいけん。2 腹心の部下。「社長の懐刀」[類語](1)短剣・短刀・あいくち・どす・懐剣・守り刀・刀・剣けん・剣つるぎ・刀剣・太刀・大刀たち・大刀だいとう・小刀しょうとう・名刀・宝刀・軍刀・牛刀・日本刀・青竜刀・サーベル・銃剣・手裏剣・真剣・脇差し・小柄・人斬り包丁・快刀・業物・木刀・木剣・木太刀・竹光・長刀なぎなた/(2)右腕・腹心・手足 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「懐刀」の意味・読み・例文・類語 ふところ‐がたな【懐刀】 〘 名詞 〙① 懐や帯の間にはさんで携帯する小さい守り刀。懐剣。[初出の実例]「昇殿の人の、五節の坊にて懐刀さすことなし」(出典:長門本平家(13C前)一)② 知謀にたけ、秘密の計画や相談などにあずかる腹心の部下。[初出の実例]「殊に慶喜が懐刀とも言ふべき水戸出身の原市之進とは」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第一部) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例