ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヨハネス17世」の意味・わかりやすい解説
ヨハネス17世(18世)
ヨハネスじゅうななせい[じゅうはっせい]
Johannes XVII (XVIII)
[没]1003.12.6.
ローマ出身の第140代教皇(在位 1003.6.~12.)。本名 Giovanni Siccone。ローマ貴族ヨハネス・クレスケンチウス3世の指名を受け,教皇シルウェステル2世(在位 999~1003)の後継者として登位した。当時ローマで最も有力な貴族クレスケンチウス家の親戚であり,その傀儡にすぎなかった。スラブ人に対する布教活動を承認した。
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