ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヨハネス18世」の意味・わかりやすい解説
ヨハネス18世(19世)
ヨハネスじゅうはっせい[じゅうきゅうせい]
Johannes XVIII (XIV)
[没]1009.6./1009.7. ローマ
ローマ出身の第141代教皇(在位 1003~09)。本名 Fasano。先代の教皇ヨハネス17世(18世。在位 1003.6.~12.)と同様,当時ローマで権力を握っていた貴族ヨハネス・クレスケンチウス3世の意向を受け選出された。ヨハネス17世(18世)よりもクレスケンチウス家と距離をおいていた。退位の理由は定かではなく,退位後まもなくローマのサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂の修道院で死去した。
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