よや(読み)ヨヤ

  • 連語

デジタル大辞泉の解説

[感]他人に強くよびかけることば。おおい。
「猫又、―、―と叫べば」〈徒然・八九〉
[連語]《間投助詞「よ」と「や」の重なったもの》感動・詠嘆の気持ちをこめて聞き手に働きかける語。
「阿弥陀仏―、おいおい」〈今昔・一九・一四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

他人に強く呼びかける語。おおい。よう。 助けよや、猫また、-、-とさけべば/徒然 89
連語
終助詞に間投助詞の付いたもの
文末の言い切りの形に付いて、詠嘆の気持ちをこめて断定したり念を押して確かめたりする意を表す。 もつれあうたを一具瓶子の並うだ中のよさ-/田植草紙 ため切てござるぞ-と母はいひ/柳多留 15

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘感動〙
① 強く呼びかけることば。おおい。
※歌謡・松の葉(1703)一・浮世組「誰も浮世は仮の宿、さのみ人目をつつむまじ、よや君しやらり」
② 歌謡などの囃子詞(はやしことば)
※長唄・八重九重花姿絵(1841)鳥羽絵「裸で道中がなるものか あれはさのサ、これはさのサ、よいよいよいよい、よやまかせ」
(間投助詞「よ」と「や」との重なったもの) 文末にあって感動をこめて聞き手に働きかける語。
※徒然草(1331頃)八九「肝心も失せて、ふせがんとするに力もなく、足も立たず、小川へ転び入りて、助けよや」

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