ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヨーセフソン」の意味・わかりやすい解説
ヨーセフソン
Josephson, Ernst Abraham
[没]1906.11.22. ストックホルム
スウェーデンの画家,詩人。フランス,イタリア,スペインに旅行し,特にパリには数回滞在。主としてマネの影響を受け,近代主義のスウェーデンへの導入に努める。アカデミーに対抗して 1886年にスウェーデン美術家協会を設立。 88年以後,精神障害を起しパリ近郊のブルターニュに隠棲,そのために幻想的傾向を強めた。代表作『水の精』,詩集『黒いばら』 (1888) ,『黄色いばら』 (96) を残した。
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