ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ライラ・バールバッキー」の意味・わかりやすい解説
ライラ・バールバッキー
Laylā Ba`albakki
レバノンの女流小説家。イスラム教徒の女子として閉鎖的な家庭で育った主人公が,その束縛から抜け出ようとする努力と葛藤を描いた大著『私は生きている』 Anā aḥyā (1958) で一躍名が知られる。同書はフランス語や日本語にも翻訳された。ほかに『怪物の神々』 Al-'ālihāt al-mamsūha (60) など。
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