20世紀西洋人名事典 「ラウルユバック」の解説
ラウル ユバック
Raoul Yvac
1911.8.31 -
ベルギーの画家。
マルメディ生まれ。
1929年パリ大学文学部に入学、間もなく学業を捨て、パリのグランド・ショーミエール画塾に学ぶ。’34年シュルレアリスムに転じ、マン・レイなどの影響でシュルレアリスム風の写真を数多く試みる。’42年写真から絵画に転じ、抽象的な絵を描く。又、彫刻も手がける。代表作に「赤と黒の大地」(’73年、マーグ画廊蔵)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報