ラトポリス(その他表記)Latopolis

デジタル大辞泉 「ラトポリス」の意味・読み・例文・類語

ラトポリス(Latopolis)

エジプトの町エスナの、古代ギリシャ時代の名称

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラトポリス」の意味・わかりやすい解説

ラトポリス
Latopolis

ルクソール南方約 45kmのナイル川西岸にあった古代エジプトの町。現イスナー羊頭の神クヌムを祀った神殿プトレマイオス朝時代に建造された。現存する神殿はデンデラエドフの場合と同じく塔門と多柱室を組合せた「プロナオス形式」をとっている。柱は円柱で1列が6本で4列あり全部で 24本,柱頭にはさまざまな花形と棕欄 (しゅろ) 形がみられる。円柱や壁面には一面浮彫がありトラヤヌス,ハドリアヌス,ドミチアヌスらのローマ諸皇帝の名前も刻まれている。

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