現代外国人名録2016 「ラフィクシャミ」の解説
ラフィク シャミ
Rafik Schami
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1946年
- 出生地
- シリア・ダマスカス
- 学位
- 博士号〔1979年〕
- 資格
- バイエルン芸術アカデミー会員〔2002年〕
- 受賞
- シャミッソー賞奨励賞〔1985年〕,シャミッソー賞〔1993年〕,ブック・オブ・ザ・イヤー賞銀賞〔2009年〕「愛の裏側は闇」(英語版),IPPYゴールドメダル賞〔2010年〕「愛の裏側は闇」(英語版),忘却に抗して―民主主義のために〔2011年〕「作家としての全活動」,ヘルマン・ヘッセ賞
- 経歴
- 1966〜69年ダマスカス旧市街の壁新聞発行人兼執筆者となる。’71年西ドイツのハイデルベルク大学へ留学する形で亡命。化学を学び、博士号を取り研究所で働く。’80年仲間と文学集団“南風”を結成して外国人労働者によるドイツ語文学の先駆けとなり、’82年から作家活動に専念。’85年ドイツ語を母語としないドイツ語作家に贈られるシャミッソー賞の奨励賞、’93年本賞に輝く。2011年には作家としての全活動に対して“忘却に抗して―民主主義のために”という賞を受けた。現代ドイツを代表する作家の一人。著書に「片手いっぱいの星」「蝿の乳しぼり」「夜の語り部」「マルーラの村の物語」「空飛ぶ木」「モモはなぜJ・Rにほれたのか」「愛の裏側は闇」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報