20世紀西洋人名事典 「ラルフホジソン」の解説
ラルフ ホジソン
Ralph Hodgson
1871.9.9 - 1962.11.3
英国の詩人。
元・東北大学客員教授。
ヨークシャー地方生まれ。
ロンドンで新聞記者、雑誌の編集などジャーナリストとして活動。ジョージ王朝詩人の一人で、平明な詩形に、細やかな自然描写としみじみとした人生哲学を盛り込んだ。1907年処女詩集「最後の黒つぐみ」を発表。’14年詩編「牡牛」(’13年)と「栄光の歌」(’13年)でポリニャック賞を受賞。’24年東北大学英文学教授として’38年まで滞在。その後米国に移住しオハイオ州の農村で晩年を送った。日本政府から旭日章、エリザベス女王から金賞を受けた。他の作品に「詩集」(’17年)、「ひばり」(’59年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報