牡牛(読み)オウシ

デジタル大辞泉 「牡牛」の意味・読み・例文・類語

お‐うし〔を‐〕【×牡牛/雄牛】

雄の牛。⇔牝牛めうし
[類語]雌牛子牛種牛役牛乳牛肉牛牧牛猛牛和牛水牛野牛バイソンバッファローヤク

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「牡牛」の意味・読み・例文・類語

お‐うしを‥【牡牛・雄牛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「おうじ」とも ) 雄の牛。ぼぎゅう。⇔牝牛(めうし)。〔観智院本名義抄(1241)〕
    1. [初出の実例]「Vitulus〈略〉ワカキ vovji(ヲウジ)」(出典:羅葡日辞書(1595))

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世界大百科事典(旧版)内の牡牛の言及

【人面獣身像】より

…古来多くの文化に例を見るが,ここでは古代メソポタミアのものに限って記述する。メソポタミアでは超人間的な存在を具現化するために怪獣が創出され,前3千年紀後半のシュメール人の国家,初期王朝末期ごろから,人面と牡牛を組み合わせた像が円筒印章などに刻出された。これは《ギルガメシュ叙事詩》にあらわれる怪人エンキドゥEnkiduと解されている。…

※「牡牛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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