20世紀西洋人名事典 「ランドンロナルド」の解説
ランドン ロナルド
Landon Ronald
1873.6.7 - 1938.8.14
英国の指揮者,作曲家。
元・ギルドホール音楽学校校長。
ロンドン生まれ。
本名L.R.〉 ラッセル〈Russell。
1884〜90年ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックに学び、1891年コベント・ガーデン王立歌劇場の伴奏者及びコーチ。各地を演奏旅行した後、1904〜07年新設のロンドン交響楽団の客演指揮者となる。’09〜14年新交響楽団、’16〜20年にはスコットランド管弦楽団の指揮者を中心に活躍。’22年イギリス音楽界への多大な貢献に対し、ナイトの称号を受けた。教育者、批評家としても知られ、管弦楽曲と約300曲の歌曲、回想録2冊(’22年、’31年)を残す。作曲家ヘンリー・ロナルドの息子。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報