ランブル鞭毛虫(読み)ランブルべんもうちゅう(その他表記)Giardia lamblia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランブル鞭毛虫」の意味・わかりやすい解説

ランブル鞭毛虫
ランブルべんもうちゅう
Giardia lamblia

消化器系,泌尿器系に寄生する鞭毛虫類一種。全世界に分布し,特に熱帯亜熱帯に多く,抵抗力の低下した幼児から検出されることが多い。最近アメリカでは,本症と IgA (免疫グロブリンのクラスの一つ) 欠乏との関連が指摘されている。栄養型と嚢子 (シスト) とがある。嚢子は経口的に人体に侵入し,十二指腸あるいは胆嚢に寄生する。感染すると腹痛下痢吐き気を訴えることがあるが,自覚症状がないまま経過することが多い。駆虫にはキナクリン (アテブリン) ,クロロキン,フラジールが用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む