ランプル(その他表記)Rangpur

デジタル大辞泉 「ランプル」の意味・読み・例文・類語

ランプル(Rangpur)

バングラデシュ北西部の都市ムガル帝国時代より毛織物が有名で、周辺は国内有数のタバコの生産地として知られる。英国統治時代の市庁舎や動物園ほか同地領主宝石で財を成して建てた宮殿(現在は博物館)などがある。ランプール。ロンプール

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランプル」の意味・わかりやすい解説

ランプル
Rangpur

バングラデシュ北部,ラージシャーヒ州の都市。サイドプル東方約 35km,ブラマプトラ川の小支流にのぞむ。周辺は国内有数のタバコ生産地帯で,その集散のほかタバコ乾燥工場,加工工場が多く,ビディーと呼ばれる葉巻たばこを特産。綿製カーペットの産地としても知られ,ほかに煉瓦製造,象牙細工などが行われる。ラージシャーヒ大学に属する工学農業,教育などのカレッジがある。人口 20万 3931 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android