リアード川(読み)りあーどがわ(その他表記)Liard

日本大百科全書(ニッポニカ) 「リアード川」の意味・わかりやすい解説

リアード川
りあーどがわ
Liard

カナダ北西部の川。マッケンジー川最大の支流で、全長約1100キロメートルに及ぶ。ユーコン・テリトリー南西部、カシアー山脈の北東斜面に水源を発し、ブリティッシュ・コロンビア州北部のロッキー山脈を横断し、東流したのち、ネルソン・フォークス付近で北東に向きを変え、フォート・シンプソンでマッケンジー川に合流する。沿岸針葉樹林に覆われる。ブリティッシュ・コロンビア州では、この河谷アラスカ・ハイウェーが通る。

[大竹一彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リアード川」の意味・わかりやすい解説

リアード川
リアードがわ
Liard River

カナダ北西部の川。ユーコン准州のペリー山脈に発し,南東流してブリティシュコロンビア州に入り,北東に転じてノースウェスト准州のフォートシンプソンでマッケンジー川に合流する。全長 1215km。上流部は早瀬が多く,峡谷の一部はアラスカハイウェーのルートに利用されている。下流部では,フォートシンプソン-フォートリアード間に小型船が航行する。名称は,沿岸にリアード (バルサムポプラ) が多いことに由来する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む