20世紀西洋人名事典 「リカルドモンタルバン」の解説
リカルド モンタルバン
Ricardo Montallban
1920.11.25 -
俳優。
メキシコ・シティー生まれ。
カリフォルニアのフェアファックス高校で学校演劇に出演。その後ニューヨークの舞台に立ったが、母の病気を機会に帰国。1941〜45年メキシコ映画界で活躍し、スターとなった。米国デビューは’47年「闘牛の女王」。MGMと7年契約を結び、ミュージカル、メロドラマなどにラテン系の個性の強い二枚目として出演。テレビ出演も多く「ファンタジー・アイランド」などに出演。’82年テレビの「宇宙大作戦(スター・トレック)」シリーズで演じた同じカーン役を映画「スター・トレック2/カーンの逆襲」でも演じ話題を呼んだ。私生活では’44年女優ジョージアナ・ヤングと結婚し、2男2女がある。自伝「Reflections:A Life in Two Worlds」も書いている。他の作品に「新・猿の惑星」(’71年)、「大列車強盗」(’72年)、「キャノンボール2」(’83年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報