20世紀西洋人名事典 「リシャールボーランジェ」の解説
リシャール ボーランジェ
Richard Bohringer
1942.1.16 -
俳優。
ムーラン(フランス)生まれ。
父はドイツ人、母はフランス人で、放浪生活を経て、1970年「la maisin」の端役で映画デビュー。多くの作品に脇役として出演する傍ら、マルセル・カルネ監督の助監督を務めたほか、戯曲、短編小説の執筆など多芸多才ぶりを発揮。その後、ジャン=ジャック・ベネックス監督に認められ、’81年「ディーバ」に出演。’84年「L’addition」でセザール賞助演男優賞、’86年「フランスの思い出」では主演男優賞を受賞。また、’88年に長編小説「Cest beau une ville,la nuit」を出版。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報