リトヴィノフ(その他表記)Maksim Maksimovich Litvinov

山川 世界史小辞典 改訂新版 「リトヴィノフ」の解説

リトヴィノフ
Maksim Maksimovich Litvinov

1876~1951

ソ連の政治家ユダヤ人。1898年よりロシア社会民主労働党で活動し,ボリシェヴィキに属した。十月革命後,初代駐英大使となったが,ソ連政府が密偵ロッカートを逮捕した事件でイギリス政府に拘禁され,交換で釈放された。1930年代には外務人民委員として,各種国際会議で平和と軍縮集団安全保障のために努力した。41~43年には駐米大使になったが,46年に引退した。

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旺文社世界史事典 三訂版 「リトヴィノフ」の解説

リトヴィノフ
Maksim Maksimovich Litvinov

1876〜1951
旧ソ連の外交官
早くからボリシェヴィキとして革命運動に参加。十一月革命後,在英ソヴィエト外交代表。1930〜39年外務人民委員(外相)として資本主義国との平和外交を推進した。しかし,1939年スターリンの外交転換で失脚。1941年独ソ戦で復帰,駐米大使(〜43)となる。

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