デジタル大辞泉 「リポソーム」の意味・読み・例文・類語 リポソーム(liposome) 細胞膜の基本構造を成す脂質二重層を模した人工膜のカプセル。大きさは0.1~0.2マイクロメートル程度。内部にDNAやたんぱく質のほか、薬剤などを封入し、患部のみに制がん剤を送り届けるドラッグデリバリーシステムや、化粧品などに利用される。バンガソーム。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
栄養・生化学辞典 「リポソーム」の解説 リポソーム 脂質人工膜の一つで,リン脂質やグリセロ糖脂質をかくはんして,自動的に小胞を形成させたもので,脂質二重層膜のモデルにするほか,薬剤のマイクロカプセルとしても使う. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報