ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リュイーヌ公」の意味・わかりやすい解説
リュイーヌ公
リュイーヌこう
Luynes, Charles d'Albert, Duc de
[没]1621.12.15. ロートエガロンヌ,ロングビル
フランスの政治家。国王アンリ4世の小姓を経て皇太子に仕え,皇太子がルイ 13世として即位するや忠臣として,王と不和の母后マリ・ド・メディシスの寵臣 C.コンチーニの暗殺 (1617) を遂行し,母后の追放を国王の名において行なった。大貴族の叛意については和解を望んだが,カトリック派に対しては徹底的挑戦を行なった。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報