リュウ・はたあし・たまだれ

普及版 字通 の解説


12画

[字音] リュウ(リウ)
[字訓] はたあし・たまだれ

[字形] 形声
声符は(りゆう)。(流)の省文。〔玉〕に「旌旗(せいき)の垂るるなり」とあり、はたあしをいう。旗に垂らすきれ、吹き流しの類をいう。天子の旗は十二。〔礼記、玉藻〕に「天子の玉、十」とは、冠冕のたまだれである。

[訓義]
1. はたあし、はたのたれ。
2. たまだれ、冕

[古辞書の訓]
名義抄 ハタアシ・ハタ

[語系]
・溜・霤liuは同声。いく筋にもわかれて、長くつづく状態のものをいう。

[熟語]

[下接語]
・麾・九・凝・玉・袞・采・珠・宸・垂・翠・綴・冕・旄・竜・練

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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