20世紀西洋人名事典 の解説
リンドン・B. ジョンソン
Lyndon Baines Johnson
1908.8.27 - 1973.1.22
米国の政治家。
元・アメリカ合衆国36代大統領。
テキサス州ジョンソンシティ生まれ。
テキサス州立師範学校[’30年]卒,ジョージタウン大学卒。
1937年民主党下院議員となり、’48年には上院に転じた。’53年史上最年少で民主党院内総務に選ばれ、’60年の大統領候補指名でケネディに敗れたが、’61年副大統領となる。’63年ケネディ暗殺で副大統領より昇格、’64年の大統領戦で当選し、36代大統領。在任中は教育、福祉、人種差別廃止、都市開発など広範にわたる「偉大な社会」政策を唱える。ベトナム戦争に介入、北爆を強行したことにより反戦世論が高まり、’68年北爆停止とともに再選出馬断念の発表を行い、翌’69年任期満了にともない引退した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報