20世紀西洋人名事典 「リーオウサウアビ」の解説
リーオウ サウアビ
Leo Sowerby
1895.5.1 - 1968.7.7
米国の作曲家,オルガニスト。
ミシガン州グランド・ラピズ生まれ。
シカゴで音楽を学ぶ。1921年に作曲でアメリカ・ローマ大賞を受賞し、ローマに留学した。’25年から’シカゴのアメリカ音楽院で作曲を教える傍ら、’27年には同地の聖ヤコブ教会オルガニスト兼聖歌隊長を兼務する。厳格な作曲形式ではあるが伝統的な中にも近代的な和声を使った作品を多数残しており、主な作品に「神の座」(1853年)、ピューリッツァ賞を受賞した「太陽の賛歌」(’44年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報