20世紀西洋人名事典 「ルイエモン」の解説
ルイ エモン
Louis Hèmon
1880 - 1913
フランスの小説家。
ブレスト生まれ。
英国でジャーナリストを経て、1911年カナダに移住し、ペリボンカのきこりの家で生活するが、’13年鉄道事故で死亡する。しかし、カナダの自然と生活を基に書いた「白き処女地」(’14年)は死後出版され、フランス文学の傑作といわれ、外国におけるカナダのイメージ形成に寄与する。他の作品に「コラン・マイヤール」(’24年死後出版)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報